下の写真だけで店名がわかっちゃう人は相当な日本酒通なんでしょうね。
私も日本酒好きを公言していますが、
こちらのお店「つくしのこ」は初訪問なんです。
日本酒好きにはよく知られたお店でしたので、
前から一度お邪魔してみたかったのですが、
電話番号非公開・住所非公開のうえに、いちげんでは入れず、紹介制なんです。
今回、こちらのお店に何度も通っている高校時代の同級生が声をかけてくれたので、
念願の「つくしのこ」デビューと相成ったわけです。
我々6人は、2階席に通されましたが、2階へは靴を脱いであがりますので、
靴下要注意ですね。親指に穴とか空いていたら恥ずかしいっす(笑)
この日はその同級生が酒好きの友人を集めていますので、
お知り合いもいれば、はじめての方もいます。
でも、酒好きはひとたび飲み出せばすぐ「飲み友」ですよね(笑)
乾杯酒は、獺祭の「Otter Fest Sake」
あの獺祭の超レア酒ですね。
ほぼ“酒サイダー”です。
お料理はおかあさんひとりでこしらえていて、大皿でどんどんやって来ます。
それをみんなでシェアしていくのが、つくしのこ流のようです。
まずはこの日のお料理を登場順にズラーッとご紹介!
〆のにゅうめん。
お次は肝心のお酒を紹介していきます。
乾杯酒のあとは、分厚いファイルに書かれた日本酒リストから好きな酒を選べて、
飲み放題というシステム。
この「富久長 とおる!Special」だけ酒瓶も来ましたが、
つくしのこはホールをおひとりで回しているので、
酒瓶をいちいち持ってはきません。
オーダーした日本酒はこのような小さな瓶に小分けされ、
手書きの紙ラベルを巻いてやってくるのです。
どんどん瓶が進んでいきます。
さっきも書きましたが、
とおるさんとよばれるご主人がホールはひとりで回しています。
厨房ではお母様がお料理を担当されています。
えっ!
ってことは1階席とロフト風の2階席とに分かれるこの広いお店を
おふたりで切り盛りしてるってことか・・・
しかも、毎日この満席フル回転状態で・・・
すんげぇエネルギッシュな店だわ。
たまげた。。。
もうだいぶ酔いが回ってきた頃に「開運」をオーダー。
「開運」ってやっぱり美味しい。
この段階になっても、繊細で清らかで深い味わいを感じることができる「開運」は、
やっぱり間違いの無いお酒です。
大好きです。
最後はお燗もいただいています。
「十旭日」(島根)
お店の看板もない「つくしのこ」。
こんなところにあったのぉ~って感じです。
最近、日本酒飲み放題のお店って増えていて、
いろんな形態がありますよね。
立ち飲みスタイル、時間無制限、食べ物持ち込み可などなど・・・
こちらの“つくしのこスタイル”のGood Pointはまとめるとこんな感じ。
①巨大冷蔵庫にならぶ圧倒的な酒揃い
②それらすべてがオーダーできて飲み放題
③日本酒にあった家庭的な大皿料理が次々と出てくる
④19:30の開始からお開きまでおよそ3.5時間とゆっくりできる。
⑤いちげんお断りの紹介制なので、客層が落ち着いている
⑥そして、なんといっても驚愕のコスパ! この日はこれで5000円(税込)!
反面、ちょっとさかばクン的に気になったことを少し書いちゃおう。
連れて行ってくれた同級生の手前、書きづらいが・・・(笑)
❶酒瓶のラベル好きとか裏書きを見たいという人には寂しい
❷冬場は鴨鍋が名物のようだが、今回のメニュー構成はややボリュームにかける!?
大食いなな私にとってはだが・・・女性にはちょうどいいのかも
❹ぶっちゃけ、厨房回りが気になる
ふたりしかいないので、片付けが並行できないのはわかるのだが、
厨房のどっ散らかっているさまはなかなかだ。残念。。。
ちょっと最後は辛辣なことも書きましたが、
某食べログで4.00近い高評価のお店だけにあえて厳しいことも・・・
ぜひまた鴨鍋の季節に足を運んでみたい酔いお店でした。
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