『DOCUMENTARY OF AKB48 存在する理由』鑑賞記(ネタバレあり)
NeoMです。ご無沙汰しております。
前回、食事も済ませ、宝くじを購入したので、そもそもの目的、AKBドキュメンタリーを見に映画館へ。
≪映画鑑賞前書き≫
AKBのドキュメンタリー映画は今回で5作目。
これまで、「スワロウテイル」の岩井俊二が監督をしたり、可愛さをウリにするアイドルがすっぴんの顔を晒したり、赤裸々なアイドル事情が暴露されたり、と注目を集めてきました。
最近では、姉妹グループの作品も公開されています。
今回の監督である石原真監督は、NHKで紅白歌合戦や「トップランナー」などのプロデューサーを務めた一方、長年、NHKの中からAKB好きとして関わり、内実を熟知しています。
2015年12月に誕生10周年を迎えたAKBの映画。
どのようなことが描かれるのでしょうか?
≪映画館到着≫
入り口のポスターをパシャリ。
館内には、初日の舞台挨拶でのサインポスター?が飾ってありました。
パンフレットも購入。
サインポスター当たるかなぁ。
ちなみにこのパンフレットには、赤文字が記載されていません。
顔に文字を書くのが『耳なし芳一』をイメージさせて嫌だったので良かったです。
「まんが日本昔ばなし」「ウォーカープラス」内より転載。
前売り券もこんな感じで、「エヴァ」?オカルト?っぽいし。
ちょっとセンスを疑います。。
劇場内のお客さんはまばらですね、、、
ともあれ上映開始。
≪第一印象≫
「うーん、よくわかんないな。。。」
悪くはない。おもしろくないことはない??なにがあったっけ??
うまく整理できない。。。
新旧総監督「高橋みなみ・横山由依」という構成も予想しましたが、違いました。
たかみな推しとしては残念なところですが、「情熱大陸」(Vol.911 2016.6.26)で描かれた、ということもあったんでしょう。
(また、1年半におよぶ「たかみな卒業キャンペーン」は長すぎたので、良かったとも思います。)
≪分析≫
語られたことは、現在進行形のAKB。
また、ここ1年ほどのイベント、そしてインタビュー。
語られなかったことは、10年間のAKBの歴史。
前田敦子や大島優子のシーンはほぼありませんでした。
まだ、よくわかりません。。
@0814Jr 交わらない物語を交わらないまま終わらせるしかない。下手に脚色をしなかったことは良い演出だと思う。全くアイドルを理解しない人が見たら理解できない映画かと思うがこういうのもあっても良いんじゃなかろうか。— じゅにあ (@0814Jr) 2016年7月17日
「交わらない物語を交わらないまま終わらせるしかない。」——なるほど。
コンドルとカモメのVoyage
「観て楽しむ映画じゃない。考える映画。」
——なるほど。
だいぶ合点がいきました。
エピソードは、すべて箇条書き的に挿入され、多くのエピソードが展開されていました。
またそれらのエピソードは交わり合うことはありませんでした。
改めて考えると、AKB48というものはあまりに巨大で、複雑です。
最近でも、NGT48、台湾留学生、ドラフト生、チーム8、15期、14期といったメンバーがAKB グループに加わり、また去っていったメンバーもいました。
その他、姉妹グループも含めて、すべてに精通している人はいないでしょう。
あまりに情報が多すぎます。
例えば、トヨタ自動車のサポートで活動する「チーム8」は、他のチームとの関係性が皆無だったため、これまで「AKB48ではない」とも揶揄されていたこともあります。
また、映画内で語られた、3期生ながらインドネシアで活躍する「はるごん」、AKBファンの集う焼肉店を経営する「うっちー」など、多くの日本人は知らないでしょう。
彼女たちの物語は交わらない。
でも、彼女らも含めてAKBの歴史を作ってきたのも間違いありません。
目立つメンバーだけでなく、一般に知られないメンバーも含めAKBを形作っているのです。
「はるごん」は、インドネシアでは大人気です。
その他、AKBファンにとっては憎き「週刊文春」記者や、「ももクロ」マネージャー、つんく♂ら「AKB国外の存在」にもインタビューしていました。
注目すべきは、「週刊文春」記者への覆面インタビューでしょうか。
「17、8、9の少女の恋愛を書くことが、社会的に重要なことかどうか?」
ニヤつきながら答える文春記者にいろいろなことを思います。。。
≪結論≫
交わらないそれぞれの要素を多面的に描く。
——見る者の「思考」を要求する映画ですね。
だから、単純に「面白い」とは言われない。評価も別れるんでしょう。
でも、嫌いじゃないですよ。
だってそれが、ドキュメンタリーなんだから。
「大切なことは自分で考えて、自分で決めろ」ってことですよね。
あとは、監督自身によるナレーションが聞きとりづらいのと、サブリミナル的に小さく伏線を回収する点や、微妙な編集ポイントなどが、わかりにくくしているようにも思いました。
ここは要改善として欲しいかな。。
≪最後に≫
NeoMが、特に印象に残ったのは、たかみな卒業コンサートのたかみな退場直後に大島優子が語った「わたしたちのAKB48が終わった」と言うシーン。
AKBの第一章は確かに終わりました。
これまで「第二章の始まり」と言われたタイミングは何度もありましたが、今回で間違いなく、「第一章」は終わりました。
あっちゃんも優子も、たかみなも居ないAKB。
AKBはこれからも存在できるでしょうか?
公式サイトはこちら
予告ムービー
公式パンフレットより。
以上、『DOCUMENTARY OF AKB48 存在する理由』鑑賞記——終了です。
シャープ(旧)本社訪問(西田辺)、阪急百貨店(梅田)
映画鑑賞後は地下鉄御堂筋線で南へ向かいます。
目指すは、西田辺駅のシャープ(旧)本社です。
大阪人として、このところのシャープの経営難は寂しい限りです。
台湾の鴻海の傘下に入るとともに、この7月から堺工場内に本社が移転しました。
これまで、(旧)本社の建物をテレビで見ることはあっても、実物を見たことがなかったのです。
最近、本社ビルが売却されたという話も聞き、また、梅田ヨドバシでロボホンを見て以来、取り壊される前に一度見ておきたいと思っていました。
名作?迷作?と言われるロボホン。1階入口正面に展示されています。
「SIMフリースマホ」と言い切ってしまうヨドバシのセンスがいいですねw
そのまえに、シャープ本社最寄の西田辺駅のある地下鉄御堂筋線を改めて見ます。(赤線です)
モンスター路線ですね!!
大阪の主要な場所を押さえ(過ぎ)ています!!
千里中央(伊丹空港まで数分、環状モノレールの主要駅)
新大阪(新幹線)
梅田(キタ)
淀屋橋(大阪市役所・ビジネス街)
心斎橋(ミナミ)
なんば(ミナミ)
天王寺(あべのー近鉄ターミナル、大阪第3の繁華街、関空への分岐駅)
:
:
西田辺(シャープ旧本社)
西田辺の位置関係はこのよう感じです。
繁華街、ビジネス街ではないものの、モンスター路線の駅近ということで、利便性はよいですね。
改札を出、地上へ。
すぐにシャープの看板が見えます。(中央)
駅前の商店街には、AQUOSの看板が見えます。
これも無くなっちゃうんでしょうねー。
プラズマクラスターイオン
きっとシャープの関係者が使われていたでしょうから、このお店も大変でしょうね。
「なか卯」——と、これは関係なかったかw
水樹奈々嬢。前はNMBが宣伝してましたね。
100メートルほどで?旧本社に到着。
おーこれですか!
よくテレビで見ていたものは!
初対面です!!
ちなみに本社屋はニトリに売却され、大型店舗となるそうです。
道を挟んで、関連建物がありますね。
こちらは、NTT都市開発が高層マンションを立てるようです。
朝日新聞webより(2015.9.29)
斜め向かいは池。この先にはセレッソの長居競技場があります。
「誠意と創意」が玄関前に。
ちょっと意外な言葉でした、、
「創意」はわかりますが、シャープに「誠意」を感じたことはなかったなぁ。。。
奥の方にメッセージが張り出されています。
が、よく読めません。
一般人には、語りかけていない、ということでしょうか。
むーん。。。
HPのこれかな?
一般人向けの内容やん。
やることがあべこべちゃうんちゃうかなぁ。。
まぁ、混乱してて大変なんでしょうが、、
ちょっと裏手に回ってみます。
経営難か、痛みが目立ちますね。
和室の部屋とかもありますねー。
茶道?研修?新商品開発用?でしょうか?
ちなみに、本社裏には、小学校がありました。
本社も高層ビルにすればいいのにな、、、と素人考えで思ったのですが、小学校の絡みで高さ制限など土地活用の問題とかいろいろあることがわかりました。
勉強になりました。
≪訪問を終えて≫
本社を工場内に置くというのは、製造業として間違っていないと思います。
いろいろ思うところはありますが、これからのシャープに一個人としてささやかながら期待しています。
最後は、梅田にもどり阪急百貨店へ。
この日は母親の誕生日のため、ケーキを買って帰ります。すごい人、、さすが阪急。華やかですね。
人が並んでたので、並んでみました。
フルーツがおいしそうですね。。。
帰宅後、賞味致しました。
大変おいしかったです。
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