このところちょいちょい上板橋に行くことがあるので、
用が済めば、当然「さかばクンの酒場放浪記」となるわけだ。
この日は上板橋駅南口を出てすぐのところにある「お多幸 支店」だ。
そう、日本橋にある「お多幸」のれっきとした「支店」なのである。
なんで上板橋に支店が?
・・・と素直に思ったので、とにかく入ってみることにした。
カウンター席の手前側に座る。
口開けの客のようだ。
瓶ビールが、キリンクラシックラガーってあたりがニクい。
およよ!?
明らかに本店より安いぞ。
このあたりは《お多幸ブランド》というよりも、
ちゃ~んと《東上線適正価格》なんだね。
おでんメインながら、フツーの居酒屋メニューも豊富だ。
おでん鍋の前に座ってよかった~
煮込まれるタネを眺めているだけで楽しい。
栄えあるファーストオーダーに選んだのは、
私の《おでんバロメーター》である「ちくわぶ」と「だいこん」(ともに140円)だ。
そこに、ギョウザ巻という変化球を織り交ぜたのだが、残念ながらギョウザ巻はまだ煮込み中ということで、シュウマイ巻(180円)となる。
色味はやはり醬油しっかりの関東風だが、
こちらのはかなり甘めの味付けだ。
これは好き嫌いが分かれそうだが、私はキライじゃないなぁ。
一品料理からはポテトサラダを選ぶ。
すると店を切り盛りする女将さんがマヨネーズを取り出しこさえているようだ。
作り置きじゃないのか!?
そして、登場したのがこちら。
わ~お!
こりゃ、「とき」のマスターが作ってくれたポテサラを彷彿させる
マヨと玉子がたっぷりのポテサラだ。
フレッシュなトマトがいいアクセントになっていて、めちゃくちゃウマイ!
「実はこれ人気メニューなのよ」と女将さん。
おひとりさまにはボリューミーであったが、これは毎回頼んじゃうだろうな。
そして、「と~ふ」と「こぶ」(ともに140円)をいただく。
お多幸といえば、とうふだし、
こぶは、女将さんがオススメしてくれたものだ。
おでんダネは、本店と同じものを使っているわけではないようで、
価格を考えればそうだろうね。
でも、「と~ふ」と「こぶ」は本店と同じ仕入れなんだって。
だとすれば、140円はかなり安いって!
もちろん、この「と~ふ」をごはんに乗っける「お多幸名物のとうめし」もできるが、
今日はやめておいた。
こぶはおでんの出汁にもなるし、自分自身がその出汁を吸っているので、
滋養たっぷりの昆布になっている。かむとくた~っと柔らかく、
まさに"THE おでん"であった。
大瓶を飲み干し、おとなりさんが頼んでいたホッピーにスイッチ。
ナカは金宮だ。
バイトのお兄さんのホッピーの作り方がどうもおぼつかない。
手探り感、満載なのだ。
言わんこっちゃない。
ナカの水位が河川氾濫情報レベルの水位ではないか(笑)
おかわりも(笑笑)
おかわりも(笑笑笑)
ナカ3杯でも、まだソトが残っているのだ。
聞いたら、最近ホッピー&金宮を置くようにしたみたいで、
ホッピーにおける金宮の適性水位を量りかねているようだ。
この水位は呑兵衛にはたまらなく嬉しい量だけど、
お酒の弱い人には相当キツイですよって伝えておいた。
夏でもおでんをメインとしている赤提灯って減っているように思うんだよなぁ~
明るくハキハキ、チャーミングな女将さんに
「いつからやられているんですか?」ってたずねたら、
「もう50年になるのよ」だって。
予想を超えていた。。。
すんげぇぇぇぇぇ
今日はこれにて引き揚げるが、寒くなった頃に必ずや再訪しよう。
冬はおでんとお燗は最高のマッチングだ。
そして、その後のホッピー水位がどうなったかも確認しないとね(笑)
あ、そうだ。
トイレに行ったら2つビックリした。
ひとつは奥にひろ~いお座敷があったこと。
そして、もうひとつがトイレだけやたら近代的なこと(笑)
他の空間とのギャップにウケた(^0^;)
おでん お多幸 上板橋支店
板橋区上板橋1丁目27−7
電話: 03-3931-9610
営業時間:17:00~24:30
定休日:日
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そして、石神井に戻ったころには、"危険水位"の3杯が効いてきた。。。
なので、冷静な判断力を失い・・・「もちっと飲んじゃえ!」ってなる。
気づけば「加賀山」にいた(笑)
すると、おとなりに並んだ美女おふたりさまが、
ブログを読んでくださっているようで、
まさかのさかばクン来店にやたら喜んでいる。
愛読者の登場で、急に意識がはっきりしてきて、ご挨拶。
「いつも楽しく読んでます」なんて言われちゃうとホント嬉しい♫
これからもよろしくお願いします🙇
たれと塩の"ハイブリッド"つくね
さすがにもう飲み疲れてきたので愛のスコールサワーで〆よう。。
いままでのスコール缶は、左の寸胴型だったが、右のスリムなのに変わるよう。
私的には左のズングリムックリした方が親近感があったのになぁ(^^;
大将やおとなり女子とおしゃべりするなかで、
「ヤマピカちゃん」というフレーズが飛び出していたようで、
今度は奥に座るイケメン男子が身を乗り出し反応してきた。
なんとイケメン男子は大泉学園にある「大森喫茶酒店」の店主だったのだ!
まだお店に行けておらず、早く伺いたいなぁと思っていたが、
まさかお店ではなく「加賀山」で先にお会いしちゃうとは(笑)
大森さんは、ヤマピカちゃんから「加賀山」の話を聞いていて、
ご友人とはじめて来られたとのこと。
いやぁ、「加賀山」に寄って正解だったわ~
噂通りのイケメンっぷりに驚いた。
なんて遭遇話をしていたら、
すぐに食いつくぴょんさんとS子ちゃん。
翌日、ふたりは「大森喫茶酒店」にはじめてお邪魔したのだ。
まったくイケメン好きなんだからぁ😏
あ~あ・・・
これで"きっちゃけてん"に未訪なのは俺だけになってしまったのだ。。。
もつ焼 加賀山
練馬区石神井町3丁目28−4
営業時間:17時~0時(23時LO)
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