もうかれこれ10年以上の付き合いになるだろうか。
思い起こせば20代前半の頃、運動もしないヤマピカリャーが、後輩から煽られて夜のランニングに付き合った日、帰って鏡を見たら顔面がアシュラ男爵のように色が分かれていた(右半分紫、左半分真っ白)。
寝て翌日、顔色は通常に戻っていたが、残業中に激しい頭痛に見舞われる。
その日は頭痛薬で凌ぐも、その後毎日19:00-20:00頃の間、必ず同じ様な頭痛が襲ってくる。
期間は1週間程であったろうか。今思えばこれが現在に続く群発性頭痛の始まりだったのだ。
その後、およそ1年半〜2年の間に1回ほどの周期で群発性頭痛がやってくる。
一度噴火が起きれば3〜4週間程度の間、毎日1〜2度、同じ様な時間帯に頭痛発作が起きる。
wikiの記述が的確過ぎるので引用すると。。。
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人により発作が来る時間は様々だが、睡眠中に発作が来ると激痛で目が覚める。 これにより睡眠に恐怖を感じるケースも多い。痛みは数ある頭痛の中でも群を抜き、「スプーンで目玉をエグられる程」と例えられる。 また、火山がマグマを噴出す感じが「痛みを現す」状態に似ている、と例えられる。 あのマグマのような群発発作は「急激」に襲って来て、こんなに痛くて何故死なないのか不思議なほどと言われる。 【患者にしか解らない所(自己申告)が残念であり、誤解される所でもある】とされる。
お産などよりも痛いとされ、心筋梗塞、尿路結石、と並び生きているうちに味わえる三大痛の一つとされ、別名「自殺頭痛」とまで呼ばれている。 目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥の痛みを自覚するようである。また、この血管を取り巻いて、涙腺のはたらきや瞳孔の大きさをコントロールしている自律神経が刺激されて、涙・鼻水が出る、瞳孔が小さくなるといった症状を伴うともいわれる。吐き気を伴う場合もある。
↑群発性頭痛のイメージ図。その通り過ぎ笑
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↑群発性頭痛のイメージ図。その通り過ぎ笑
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付け足し用のない解説でほんとにこの通り笑
群発期間中であっても発作時以外はいたって普通であるため、周囲に理解が得られにくいのが辛い。
発作時は大量に冷や汗をかき、ドルルとした血流が神経を圧迫しているのがわかるような痛みをベースに、右側頭部内をランダムにキリで刺されるような痛みが襲ってくる。
偏頭痛のように脈打つようなリズムではない。不規則な痛みの訪れには身構えることも出来ない。
声にもならぬ声を上げつつ、痛みでジッとしていることもままならないので氷嚢を患部?にあてながらスーハーッスーハーッと深呼吸をしながらのたうちつつ、歩き回る。この姿はハッキリ言って異常である。
そしてのたうち歩くことにも疲れ、諦めてベッドに横になり、痛みと真正面に向き合いながら、早く治まることを祈り続ける。その内、気を失うように眠り、頭重を感じながら目が覚める。
これが日に1〜2度、1〜3時間もの間襲ってくるのである。私の場合は1ヶ月間ほど毎日!
因みに鎮痛剤として最近人気のロキソニンでも効果は薄い。というか無い。
因みにアルコールを飲めば無理矢理にでも発症する。身体を必要以上に温めることも血管の拡張に繋がる為、避けなければならない。酒と風呂好きなヤマピカリャーにとっては娯楽を全て剥ぎ取られた上で痛みと向き合って行かねばならない。正に地獄。。。
先シーズンは2014年8月8日から9月9日だった。今シーズンは2015年10月29日が起点と思われる。早く終息する事を祈りたい。
群発性頭痛患者はレアと言われるが、実際はもっと多いのではないか。私も他の患者のブログを読んで安心して来た。一緒に頑張りたいと思えた。なので、私も書いた。
地獄のような苦しみも耐えれば終わりが必ず来ます!皆さん頑張りましょう!
私は良いチャンスと思って、肝機能回復と共にダイエットを狙います笑
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