とにかく迫力ある公演だった。
東京パフォーマンスドール(以下TPD)の今ある総力を最大限に結集したパフォーマンスだったと思う。
今回の公演は前回同様に渋谷duo。駅に降りて109を横手に進む。
そして猥雑極まりないラブホ街を駆け巡る。
いつ闇金ウシジマくんが出てきてもおかしくない感じが周囲を覆う。そこを抜けたところにあるのが渋谷duo music exchangeだ。ふだんはロックやクラブ系のイベントをやっているが本日はTPDです。
流石にクラブ系の箱だけあり、アルコール有りのオールスタンディング。ドリンク代500円を支払い速攻ジントニックを注文。本当はいけないが酒を片手に場所取りへ。6〜7列目の柱にもたれられる位置を確保。開演前に一気に酒を飲み干しTPDに備える。
出だしはTPD dash(TPDの妹グループ)でスタート。なんか前回見たときより大人になってるなぁと思う。
dashで助走をつけたのち真打ちTPDの登場。場の空気が一気に盛り上がる。
やけに神妙に出てきたなと思っていたら初披露曲「TIME」。彼女達が踊り出すとともに観客にも火がつく。
BE BORN、東京ハッカーズグルーブナイトなど先代TPDの曲で畳み掛ける。
しかし冷静に考えると先代TPDって17年前なんですよね。これを2015年の曲として再アレンジしているところが凄い。全然今の曲として聞けるしTPDヲタの若いやつらも盛り上がっている。
しかし今回やられたのは上西星来さんの凄まじい表現力。もう表情だけで一気に取り込まれていく。いやぁ演劇やったりRAYのモデルやってる経験が生かされてるんでしょう。ひたすら目で追いかけてしまった。この人売れますよ。きっと。
他にも浜崎香帆の歌唱力や脇あかりのライブ適正、この人ひと昔前の宮澤佐江みたいな感じ、本当に素晴らしかった。舞台上の鬼気迫る全力感がヒシヒシと伝わる感じ。
オリジナル曲にして超名曲dreamin'がきたときにはもう泣いてましたよ。35歳を超えるとこんなに涙もろくなるとは思わなかった。
その後、BRAND NEW STORY、DREAM TRIGGERといったシングル曲を経て最後に誕生日を迎える小林晏夕の生誕祭へ。2回目公演のときはリーダーの高島菜七からだったかな。良いお手紙でしたなぁ。
そんな余韻のなか2回公演を終えてTPDと上西星来さんに魂を抜かれた私は多古菊に行くのでした。
煮込み美味すぎ。
おでんでたたみかけ日本酒。うまい。
意外にも渋谷と親和性があることに気づく。ここって割と汚い街なんですよね。いや良い意味で。
ということで次回は12月後半のシブゲキですね。
それまでに良い居酒屋探しておこう。
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