「あけぼの湯」を出て、近くのラーメン屋へ行こうと思っていたのだが、お店に行くと中は真っ暗。
まだ準備中だったようだ。
仕方なく、車を走らせ、辿り着いたのは「くるまやラーメン」だ。
とっても懐かしい。
1980年代前半、千葉に住んでいたころ。千葉っていっても内房の方ね。
街道沿いに「くるまや」がよくあって、ダンプやトラックが停まっていた覚えがあるんだよなぁ~
なので、「くるまや」と聞くと、
今でもトラックの運ちゃんが食べているガテン系ラーメンの印象。
入るの何年ぶりなんだろ。
東京の「くるまや」は初だ。
「くるまや」というと味噌のイメージだったが、間違いなかったようだ。
味噌以外も醬油・中華・塩・岩塩・カレー・オリジナルと多彩なスープがあるようだが、
味噌の割合が圧倒的に多い。
ちょっと意外だったのはチャーハンがなかったこと。
ラーメンとチャーハンのセットとかがあるもんだと、勝手に思い込んでたわ。
駐車場の幟にもあったが、こんなキャンペーンをやっていた。
ねぎ味噌チャーシュー 通常1060円が960円だと言う。
数十年ぶりの「くるまや」なんで、「ご愛顧」はしてないけど、
キャンペーンにのっかろう。
「ねぎ味噌チャーシューと温玉丼(100円)ください」
はじめは半ライスをつけようと思ったのだが、メニュー110円と書いてある。
温玉丼は麺類と一緒だと+100円とメニューにあったので、
温玉は余計かとも思ったが、10円節約して、温玉丼にしてみた。
オーダーを書き込む店員さん。
このまま厨房へと踵を返すのかと思いきや、
「サービスで半ライス、無料でつけられますが・・・」だって。
え???
温玉丼つけてるのに、半ライスもつけるかよっ!(心の叫び)
そういうサービスがあるなら、オーダーしているときに言えばいいのに。
ものすごい間の悪い注文の受け方してるって(笑)
しかし、そんな気まずさも「ねぎ味噌チャーシュー」が着丼した瞬間吹き飛んだわ。
思わずメニュー写真のねぎみそチャーシューをもう一度確認しちゃう。
メニュー写真は、にんじんの千切りと見まがうネギがちょこっと残ってるだけだし、
チャーシューはスープに寝そべっている。
実物はどうよ!
この立体的なビジュアル。
まずは、大量の辛子ネギがこんもりと盛られている。
そこにデンマーク産チャーシューが、
エッジをきかせて垂直に並ぶ立ち姿が美しいではないか。
おもわずスマホでホームページのメニュー写真も確認しちゃう。
やっぱり同じしょぼい写真だ。写真よりもハイパーなカロリーが気になってしまったが・・・
メニュー写真と現物があまりにかけ離れていてガッカリということはよくあるが、
これは嬉しい“逆”パターン。
麺は中太で味噌に負けない歯ごたえと質感のあるタイプ。
半ライスも米粒がつまっている。
1968年綾瀬で誕生した「くるまやラーメン」は、
1994年に会社更生法を申請するなど苦しい時代を迎えるが、
その後経営を立て直し、いまは全国に直営・FCで270店舗ほどあるようだ。
ただ最西端は愛知県・石川県までのようなので、
もしかするとヤマピカちゃんは食べたことないかもな。
この手のガテン系味噌ラーメン、ときどき食べたくなるんで、また来よっと。
くるまやラーメン 保谷新町店
西東京市新町4丁目2
電話: 0422-36-5582
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