ヤマピカ、ちょっと実家のある和歌山に帰ります。
行きの新幹線の中で思い出すのは、小さい頃、親やおばあちゃんによく連れて行ってもらった店の味。
そんな訳で和歌山市に着き、実家にも立ち寄らず直行したのはここ、力餅である。
伝統と定評の味覚!語感ヨロシ |
軒先ではきなこやあんころ等、お餅をテイクアウト販売している。懐いなぁ、よー昔こーてもろたわ。
ヤマピカは断然、あんころ餅派!アンコだけ剥がして食ってた |
昔より明るく綺麗になった印象だ。しかし全体的な雰囲気は変わらない。あぁ、いいなぁ。。。
この静けさがたまらん |
お決まりですか?と店員さん。
んなもん、とうに決まっとる!メニューも見ずオーダーしたのは玉子とじうどんである。
しっかしメニュー変わらんなぁ(笑) |
学校帰りおばあちゃんに連れられてよく食べたなぁ。。。多分、ヤマピカ人生の中で3本の指に入るくらい美味いうどんだ。思い出補正無しに。
わくわくして待ってると他のお客さんが「でんだい下さい」と何かをオーダーしている。
(でんだい?なんだそれは。。。)と一瞬考えたが、(あ、そうかここは和歌山か)と思い出す。
最近の若い子はそうでもないらしいが、ある一定の年齢層以上の和歌山県民の中には「ざじずぜぞ」をうまく発音できず「だぢづでど」となってしまう人々がいるのだ。ちなみにヤマピカのオカンもそうである。まぁつまりは、でんだいとはぜんざいのことだ。
いきなりの和歌山カルチャーにカウンターパンチをもらい、一人でニヤニヤしていると、お待ちかねの玉子とじうどん到来〜!
どうっすか?
ねぇねぇ?
どうっすか!?
素晴らしすぎるフォルム。このふんわり玉子具合、まるで雲海のようではないか!
うどんはかなり柔い。そして太め。
つ〜るつる、し〜こしこ、もーりした食品♪ |
玉子がダシを吸ってうんまぁ〜!やっぱうどんダシは関西風味が一番やでぇ!なんちゅーんやろ、昆布風味が若干先行しているというか、ダシの旨味が半端ない。そこに濃厚な玉子の味が追いかけて来よる感じ。あひーっ美味いよお〜!そないゆーたら東京で玉子とじうどんってあんまみーひんよな。。。
もうこれは一気食いっす!
ぷへへーーー!大満足!!!ごっそさん!!!
汁完飲。なんて旨味汁 |
ふと見上げると小澤征爾さんのサインが掲示されていた。
謎濁点 |
「やっと力餅にありつけだぞ」 この濁音、ひょっとして若干、和歌山弁に侵食されたのだろうか(笑)まぁそういう意味で言うと「ありつけたど」となるんだが、まぁ、それはどうでもいいハナシ(^_^;)
またもそんなことでニヤっとしてしまい、うどんで心身ホクホクとなったヤマピカは店をあとにした。
さて、ぶらぶらと懐かしの光景を見ながら実家に戻るかね〜。
和歌山のメインストリート(笑) |
ここは昔よく入り浸っていた「ローレン」というゲーセンだった。エリミネーター乗りだった店長は存命だろうか。 |
津田書店。2階のコミックス売場で立ち読みしててよく怒られたナァ(笑)見張りのお婆ちゃん、まだ生きとんのやろか。。。 |
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