主人公である作家・山形が劇中で語る人生観も勿論面白いのだが、彼が作るメシが余りにも美味そうで、つい再現したくなるのだ。絵は決して綺麗ではないのだが。。。不思議な魅力がある(^_^;)
そこで今回、二品ほど作ってみることにした。まずは山形流・夏のトンカツである。
■材料(2人前)
【トンカツ】
・豚生姜焼き用ロース肉 150〜200グラム
(厚さ1mm程度に出来れば、ロースでもバラでもヒレでも良いと思います。薄いヤツね、トンカツ用の厚いヤツはNGです)
(厚さ1mm程度に出来れば、ロースでもバラでもヒレでも良いと思います。薄いヤツね、トンカツ用の厚いヤツはNGです)
・小麦粉、パン粉、生卵×1
・塩
【付け合せ野菜】
・キャベツ半玉
・レモン×1
■作り方
①千切りキャベツを作り軽く水にさらしてシャキッとさせる(水は良く切ろう)。レモンも串切りにしておく。ここまで作っておいたらラップして冷蔵庫に入れておこう。
この準備を先にやっておくことが重要だ |
②ソースをかけて食べないので、豚肉には強めに塩をまぶす。なお原作レシピでは、後ほどまぶす小麦粉の中に塩を混ぜておくようになっている。しかし塩の配分が不明でリスクを感じたため、止めた。
両面に満遍なくふりかけましょう |
③その後、小麦粉をまぶします。まぁこれはそのまんまっすね(^_^;)
ほほっベースメイク完了じゃ! |
④んで溶き卵ぶっかけて、行き渡らせます。
とりゃあああ! |
えっ、なんかこの時点で美味そうなんですけど(笑) |
⑤パン粉をまぶします。ハゲてる箇所を極力無くし、ギュッギュッとパン粉を肉全体に定着させます。するとよりヒラヒラとした薄い豚肉に。
薄さがポイントだ! |
⑥フライパンに深さ1センチ程度の油を張り、揚げていきます。油温は180度くらい。肉が薄いので、揚げる時間が少なくて良い。色はキツネ色。衣がカリッとするまで揚げる感じ。
う〜ん、美味そうな香り |
こんな色合いでしょーかね! |
⑦食べ易い大きさにザクザクっと切って、①で作っておいた皿に盛り付け!これで完成だァァァァァァ!!
美味そうじゃないか! |
−−−−−−−−−−−−−−−
さてさて、原作ではこれにカチワリビールを合わせる。意味はそのままで、目一杯氷を入れたグラスにビールを優しく注いで飲むのである。少しビール会社さんの努力を台無しににしているかもしれないが。。。(^_^;)
なんとなく勿体無いので第三のビールで(^_^;) |
氷が作用して細かい泡が良く立つ |
泡を落ち着かせながらチョイチョイ注ぎ足して完成だ |
元はと言えばビールを大量消費する相撲部屋で、ビールを冷やすのが間に合わない場合に使われる飲み方だそうだが、真偽は定かではない(^_^;)
さぁ〜て、では、食すとするかァ!!
まず千切りキャベツにレモン汁をた〜〜〜〜ぷりと絞る!絶対にカツ側に絞ってはならない!!!せっかくカリッと揚がったカツが台無しになる為だ!
串切りレモンを3個分くらいぶっかけたかな(^_^;) |
そしてレモン汁をタップリと湛えた千切りキャベツと一緒にトンカツを食す!!そうすればカツもカリッとしたまま味わえるのだ!
ゴクリ。。。 |
こ、こここここコレは実に美味しィィィィィィ!!!!
薄いカツはカリッとした食感で、しっかりと塩の下味が感じられる!そこに爽やかな酸味の千切りキャベツ!!アッサリとカツを食わせるじゃないかあ!薄肉のお陰でパクパクと食えるし、ビールのアテにも最高じゃあああああああ!
カチワリビールもなかなか!キンと冷え渡ってるし、味が薄まると言うより、クリアになる感じ。泡も細かくなりクリーミィだ。 そして最後の方になると氷が若干溶け出して、チェイサー感覚になる。結果的に健康的な飲み方なんではないだろうか(笑) |
カチワリ飲んで、カツ!カチワリ飲んで、カツ!!あぁこりゃシャーワセじゃ!
パリシャク、カリシャク言わしながらカチワリビールと永久運動や!! |
原作では夏バテ気味の周囲の人間に対し、主人公・山形が振る舞った料理がコレ。
確かに食欲不振でもスタミナ食として食べられそうだ。レモンキャベツ、これがポイントだな!
薄い肉ですぐ揚がるから、暑い時期でも料理は苦しくないだろう。もう春とは言えまだ寒いこの時期に試してしまったが、今年の暑い夏にもう一回試してみたい!
取り敢えずこのトンカツで飲み明かした後に、大市民レシピ二品目としてシメを作ろうと思います!
続く
0 件のコメント:
コメントを投稿