しかし、感情移入が強ければ強いほど、この会場大丈夫か、スカスカになるんじゃないか?という不安に駆られる。
TPD、中野サンプラザ公演。最初にアナウンスされたときから不安しかなかった。半分くらいしか埋まらなくて、メンバーが悲しむのではなかろうか。3月26日という日は楽しみでもあり不安でもあった。
そして当日、あいにくの雨だ。客足も遠のく。私もテンション低めに中野に向かっていた。
しかし会場に到着すると、皆さん傘を差しながら割と並んでるじゃないか。チケットを渡し会場内に入る。おっ、意外と後ろまで席埋まっているなぁ。
どうやら私の心配は杞憂に終わったようだ。
しかしこのメンバーと一緒に不安になるのもアイドルを楽しむ醍醐味だったりする。
安心したせいか、ロビーあたりを撮影。
古田新太、劇団☆新感線。
昔バラエティ番組やってました。
浅倉大介。おーアクセスですやん。
逆光礼賛という曲を提供してます。
主婦の友社、RAY編集部より。
上西星来さん、専属モデル!
他にもファン一同より、全メンバーに。
さすがTPDヲタ、可処分所得高い!
ライブはというと、このグループは意外と中規模ホールでも戦えるぞ。いや、もしかして中箱の方が適正があったのではないか、と感じた。
まず、言いたいのは、照明(レーザー的な光線)の使い方。中野サンプラザという会場を熟知して、そして、今までの会場で出来なかった演出をふんだんに取り入れている。客席の奥で、一層変化して輝く光線や、左右の壁にはメンバーのダンスを陰影っぽく映し出す演出など細部まで感動させられた。この辺りはソニーというか、キューブというか、クリエイティブの意地を見せつけられた。
次に、メンバー。TPDって、アイドルなんですけど、ステージ上では、驚くほどアイドルしていない。よく2時間ぶっ通しで歌唱とダンス、時々、演劇ちっくな演出をこなし続けているなと思う。そして重要なのは完璧じゃない。(悪い意味でなく)随所に見せる隙。これぞ、アイドル。TPDをより高次元へ昇華させているのだ。
最後にファン。ヲタクと形容したいところだが、今日はファンというべきTPDライト層が大半を占めていた。カップルや何気にかわいい女子、若年層。いつもは高齢化が危惧されるTPD界隈がかなりの若返りを見せていた。TPDライト層って、一定層存在するんだ。意外な発見であった。この層をいかに拡大し、コア層にもっていけるかが、今後の課題だ。
いやぁ、楽しかったなぁ。やっぱあの子達は別格だわ。アンコール明けのDREAMN'で、もはや涙腺は決壊寸前であった。
この子達の中野サンプラザの先には何があるのか。希望ある未来と信じたい。
そんな思いを引きずりながら、中野サンプラザを後にした、
そういえば、中野でのアイドル飲みって、始めてだな。どうしようか。
雨の中を彷徨うのであった。
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