この日のさかばクンは、恵比寿で忘年会だったのだが、
早い時間にお開きになった。
前からのぞいてみたかった「まくら とよかつ」に行ってみよっ♪
「とよかつ」と言えば、
店名にも冠されている名物のまくらと
串焼きの追加注文が不可という特殊ルールで知られる人気有名店だ。
昭和21年創業の老舗酒場で、しかもそんな「掟」があるので、
気むずかしいお店なのかもといささか緊張して戸を開ける。
店内は老若男女でほぼ満席。
しかし、焼き場の横のスペースだけぽっかり空いており、そこに座ることができた。
店主の焼いている様子がライブで観られる特等席ではないか。
生ビールはサッポロ黒ラベル。
ラガービールはサッポロとキリンがあるのか。
ここは赤星★しかないでしょ。
だってここSAPPORO★のお膝元の恵比寿だよ(笑)
「ラガーください!」
( ̄0 ̄) ぎょえ~!!!
キリンのラガーが出てきてしまった。。。
恵比寿だから「ラガー!」と言えば、
自動的に「赤星★」が出てくるものだと思っていた。
「赤星ください!」「サッポロください」ってはっきり言わなきゃダメだったのか。
のっけからやらかしてしまった。
まぁ、キリンラガーも好きなんで、たいした問題ではないのだが、
やはり恵比寿の古典酒場で赤星★の絵を撮りたかった。。。
グラスはSAPPORO★なのね
さぁ、串焼きのオーダーだ。
とよかつ「鉄の掟」=NO ADDITIONAL ORDER FOR YAKITORI
串焼きは1回切りしかオーダーできないだけに、慎重に選ばねばと思う。
よし。
あぶら・たん・なんこつ、そして名物まくらの4本にしよう。
たん・あぶら
なんこつ
名物まくら
豚のひき肉ににらを巻いたもののようだ。
恵比寿で仕事の時、開店前の「とよかつ」をよく通るのだが、
早い時間から中で仕込みを行っている様子がうかがえる。
朝びきの新鮮なモツを丁寧に処理して一本一本丹念に串打ちしているそうだ。
こういう努力の積み重ねがあるから創業70年を超える古典酒場になるんだよね。
上から、ま・ナ・ア・タかな?
まくら・ナンコツ・アブラ・タンって書いてあるんだろう・・・
しつこいが、串焼きは1回だけのオーダーで追加注文はできない。
しかし、他の一品料理は追加OKなのだ。
そこで、ブロッコリーを注文する。
ブロッコリーって子どもの時に大好きで食べ過ぎてしまったせいか、
大人になってからはあまり好きじゃなかった。
それが最近、ふたたびブロッコリーの美味さに目覚め、あればモリモリ食べている。
もちろんマヨたっぷりつけてね(笑)
うにょうにょと不規則なマヨのかけっぷりがアツいな。
北の誉 にごり酒 親玉
北海道のお酒だ。
大人のカルピス。ぐびぐび飲んでしまう。
いかん、とまらなくなってきた。
え~い、おでんと「澤乃井」の大辛口も追加だぁ!
これだけ6つのおでんタネが入って320円とは安い。
だんだん酔い気分になってきたので、
「なんで『まくら』って言うんですか?」
っておそらく何百回、いや何千回と聞かれたであろう質問を店主にたずねる。
なんでも先代が「まくら」の部位と勘違いされて、このような名称になったんだとか。
つい最近、
たけし&東野が叫ぶ「こんな世の中はイヤだ!」衝撃の病院&迷惑運転&(秘)飲食店潜入という長ったらしいタイトルの番組に「とよかつ」が出たらしく、
録画上映会がはじまった。
なんと「とよかつ」を《お腹がいっぱいにならない串焼き店》として紹介している。
ん?
一回きりの串焼きオーダーではあるが、
最初にきっちり頼めばいいわけなので、
「お腹いっぱいにならない」ってことではないと思うんだけど・・・
よくこの取材受けたなぁ~
でも、こうやって上映会して常連さんと楽しんでるんだから、
きっとお店は喜んでるんだな(;^ω^)
勝手に「気むずかしい店」なのではと思い込んでいた。
大将はきさくに答えてくれるし、
常連さんとのやりとりを聞いていてもとっても優しいお店だ
じいさん、ばあさんが楽しそうに飲んでいるし、
若者もカップルも笑顔で串をつまんでいる。
なんかホッとする古典酒場だったよ。
国産ワインボトルを1本ドンと頼んで、
串とやるのも「とよかつ」のかっこいい飲み方らしい。
スパークリングワインのボトルもあったしね。
今度は何人かで来てみたいところだ。
まくら とよかつ
渋谷区恵比寿西1丁目3−5 アルス恵比寿メイクス103
電話: 03-3461-8539
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