知人からのお誘いがあり、
ぴょんぴょんさんと一緒にはじめて「箱根駅伝」を沿道から観てきました。
母校が出場しているとかではまったくないんですけどね・・・
10区の品川プリンスホテル前です。
トップ独走の青山学院はうまく撮ることができませんでした・・
2位の東洋と駒澤ですね。
すみません。ちょいちょい気になると思うのですが、
応援した位置から撮るとどうしてもフレームインしてしまって・・・トレンディエンジェルが(笑)
悪意はないんです。
ところで「箱根駅伝」っていつからこんな風な盛りあがり方をするようになりましたかねぇ。
今年で92回の歴史ある大会ですが、
こんなに正月の名物になったのはここ十数年のような・・・
すっかり日テレを中心としたスポーツショーのようになってしまった感があり、
私は逆に冷めてきていました。
その箱根駅伝の人気と反比例するかのように、
日本の陸上長距離界の不振は深刻になっています。
かつては瀬古、宗兄弟、中山、谷口と世界に通用するマラソンランナーが
次々と誕生したものですが、
いまのマラソンは男女ともに厳しいのが現状です。
この要因として槍玉によくあがるのがこの箱根駅伝です。
【箱根駅伝悪玉論の論拠】
・「駅伝」は国際的スポーツではない(もちろん五輪競技でもありません)
・「箱根駅伝」は勾配のはげしいトリッキーなコースでおこなわれる
=「山の神」は箱根でしか通用しない
・箱根駅伝に出場することが、大学陸上長距離の頂点になって「箱根」で燃え尽きてしまう
・入試シーズンを前に大学の宣伝効果が大きく選手が広告塔の役割を背負わされる
・箱根駅伝の正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」であり、
主催は関東学生陸上競技連盟。
つまりは全国大会ではなくあくまで関東の大学のための大会である。
基本的に私も上記の論に同意で、
すっかり商業ベースになってしまった箱根駅伝には懐疑的なのです。
しかし、
今回はじめて沿道で声援をおくってみて、少し考えが変わりました。
選手が走る沿道にはずいぶん前から人々が集まり、選手を応援しようと陣取りをしています。
それは決して関係者やOB、陸上ファンだけではありません。
私のような一般市民が大半です。
どの大学というわけではなく、懸命に走る選手にアツイ声援をおくっています。
かくいう私も彼らの走りを間近で観て感動してしまいました。
これだけ多くの声援をうけて走ることができる箱根駅伝という舞台に
長距離選手なら立ってみたいと思うに違いありません。
箱根駅伝とマラソン界の不振に連関性があるのかは、
陸上の素人の私には正直わかりません。
ぜひとも私のような箱根駅伝に批判的な人間を見返すようなランナーが
今後でてくることを期待しています。
いっけねー
ついつい新年早々熱く語ってしまいました。。。
スポーツ好きなもので、どんな競技も語り出すと止まらなくなってしまうんですよね。
箱根駅伝の沿道声援を終えたあとは、初詣&銭湯へ行きます。
新馬場へ京急で移動です。
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