ぴょんぴょんさんと美術館デートの前に、腹ごしらえです。
有楽町周辺でどっかいいとこなかったかなぁ~
そうだ!
ヤマピカリャーさんの記事を思い出し、交通飯店へ。
最初数人が並んでいたので、
別の店にしようかと交通会館内をフラフラと回ってみたんですが、
いまひとつピンとくるお店がありません。
ぴょんさんも交通飯店のなかから聞こえる小気味良い鉄鍋の音がどうにも気になったみたいで、
少し並ぶことにしました。
と言っても並んだのは3、4分でしたね・・・
お世辞にもきれいな外観ではありません。
でも、魅力的なメニューばかり。
L字カウンター席だけの店内。
ちょうどコーナー部分があいたので、
角の1席あけて座るようにおばちゃんに指示されました。
なんか3席をふたりで使ってる感じで申し訳ない気がしましたが、
L字のコーナー部分の席は狭すぎて食べられないですね。。。
ぴょんさんはタンメンセット。
ミニチャーハンがつきます。
おぉ!タンメン、美しい!。
これぞB級中華の王道だ。
麺が細麺というのもいい。
そして、こちらがミニチャーハン。
ミニでも結構な分量です。
交通飯店といえば、チャーハンのようで、
お客さんのほとんどがチャーハンを頼んだり、お仲間とシェアしたりしてましたね。
我々もミニをシェアしました。
ハムとネギと玉子だけのいたってシンプルなチャーハンですが、
食べ始めたらレンゲがとまらないっす(笑)
あまりチャーハンをオーダーしないぴょんさんも絶賛してました。
私はかたやきそばです。
あんかけ系がどんな感じで来るのか見たかったんですよね。
もやしのシャッキリ感がたまりません。
塩味の餡は、わりと穏やかな味付け。
ややパンチにかけるので、途中で酢や辣油で味変しました。
麺はタンメンとは真逆の太麺を揚げています。
イチローのサインが飾られていましたが、
オフにお忍びで来るとか来ないとか・・・
もしここでイチローに遭遇したら卒倒しちゃうな。
初訪問の今回は餃子を食べなかったんで、
次回はミニじゃないチャーハン(いっそ大盛にしてみようかな)に
餃子とビールですな。
さてさて。
この日、訪れた美術館は帝国劇場の上にある「出光美術館」です。
10年ぶりに『伴大納言絵巻』が公開されたので、すっ飛んできました。
応天門の変(866)を題材に描かれた平安時代後期の絵巻物ですね。
伴大納言は伴善男のことです。
応天門の変とは、大納言伴善男が応天門の失火を利用し、
左大臣源信の失脚を図ったのですが、
藤原良房によって伴善男が放火の首謀者とされ伊豆に流された事件です。
藤原良房による他氏排斥事件のひとつと考えられています。
本当に伴善男が犯人だったのか・・・真相は謎です。
その応天門の変に関わった伴善男、源信、藤原良房、清和天皇などが絵巻物には登場し、
この変の一部始終が作者の解釈でドラマチックに描かれています。
とくに応天門が燃えさかる「上巻」がこの絵巻ではいちばん見所があるといえます。
また、おなじく上巻には後ろ姿の公卿が登場する場面があって、
この公卿が誰なのかはいまだに諸説あり、ミステリーとなっています。
『伴大納言絵巻』は、上巻、中巻、下巻に分かれています。
ですので、今回の展覧会は会期を3つにわけ、それぞれ順に公開していくんです。
上巻: 「美の祝典 Ⅰ」 4月9日(土)~5月8日(日)
中巻: 「美の祝典 Ⅱ」 5月13日(金)~6月12日(日)
下巻: 「美の祝典 Ⅲ」 6月17日(金)~7月18日(月・祝)
中巻: 「美の祝典 Ⅱ」 5月13日(金)~6月12日(日)
下巻: 「美の祝典 Ⅲ」 6月17日(金)~7月18日(月・祝)
実際に絵巻を間近に見たら中巻も下巻も見たくなっちゃいました。
来月また足を運ばないといけませんね。
そんとき大盛チャーハンかな(笑)
交通飯店
千代田区有楽町2-10-1
03-3214-5558
千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
月曜休館
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