さかばクン、2016年訪店回数第3位「???」としていたお店が満を持して登場!
石神井公園駅西口を出て歩いて小走りで1分、富士街道沿いにある「粋酔」だ。
1階の「一軒め酒場」が目立ちすぎてるが、お店はその2階にある。
実は「粋酔」のマスター夫妻とはお店を開業する前からおつきあいがあり、
あちこち飲みに連れていってもらっていた。
マスターはめちゃくちゃ日本酒好きなので、
いいお酒、いい肴が揃うお店があるという情報をマスターがキャッチすると
その「開拓」「勉強」に誘っていただき、
マスターと飲み歩く中で私自身の「日本酒愛」も深まっていったのだ。
そのマスター、
ついに日本酒好きが高じて、
2013年4月、自分の店をオープンすることになったというわけだ。
マスターは元々飲食業をやっていた方ではない。
前々からお店を持ちたいと考えていたとは思うが、
意を決して脱サラをし、夢を叶えるなんて“日本酒LOVER”の誉れである。
さかばクンも「居酒屋喜酔人OPEN!」なんで日が来るのかな・・・(笑)
お料理は、二代目である息子さんが担当。
二代目は、都内でも屈指の銘酒居酒屋で修行をされていたので、
その腕は折り紙付き。
日本酒に合う料理はもちろん、ワインにも合うイタリアンなども得意としており、
そのジャンルは幅広い。
ワインといえば・・・
そう、マスターの奥様は、なんとソムリエなのだ。
石神井界隈では唯一のソムリエなのではないだろうか。
お店の開業にあたって、ソムリエの勉強をはじめ、難関試験を克服しちゃんだから
奥様、相当の勉強家だ。
尊敬しちゃう。
さぁ、お店の中に入ろう。
店内は2ブロックに分かれ、入り口から左手側に楕円状のカウンター席と小上がり3席。
右手側には10~12名のキャパとなるテーブル席がある。
この日は、17:30の開店早々にお邪魔したので口開けの客であった。
カウンター席につく。
お通しは毎回手の込んだ小鉢が2品出てくる。
いい加減なお通しと違って、
しっかりアテとなるお料理が2品出てくるのが粋酔スタイル。
日本酒は常時100種前後を揃えている。
その100種というのも有象無象、数だけが並んでいるのではない。
純米酒を中心にしっかり厳選された日本酒ばかり。
えっ、なんでここに!
・・・なんていうレア酒もちょいちょいあるから驚くのだが、
こんなお店が地元石神井にあることを幸せに思う。
メニューの冊子は2つあるのだが、
お料理より酒リストの方が分厚いほどだ。
そして、冊子の他に、本日のおすすめ日本酒は別に挟まれているので、
私はたいてい「本日のおすすめ」からオーダーする。
お料理も日本酒同様に、
冊子にはレギュラーメニューがならび(後掲)、
その日のおすすめ料理はクリアファイルで別添だ。
こっちが冊子のレギュラーメニュー。
私の場合、〆の食事まで行き着くことはほとんどないのだが、
「ゴルゴンゾーラの焼きおにぎり」は絶品である。
こちらが楕円形状のカウンター席。
窓辺の小上がり3人席。
スターターはスペック非公開の「たかちよ」(新潟)。
そのお酒で使われている酒米や精米歩合、酵母などが裏書きに書かれている。
こうしたお酒の「設計書」を日本酒好きは「スペック」と呼ぶことが多いのだが、
ヤマピカちゃんはこの「スペック」の語法は好きじゃないらしい(笑)
茨城・白魚ポン酢
豚角煮&煮玉子
窓に並ぶ空き瓶は季節ごとに変わるので、富士街道側からお店を見上げると楽しい。
2杯目は「寶劍」(広島)
今日は3杯でやめておこう。
ラストは「ちえびじん」(大分)
お店に入ってすぐ大きな冷蔵庫があるが、ここに100種がおさまるはずもなく、
バックヤードにも冷蔵庫が隠されているし、
それでも入りきらないストック酒は、
マスターの自宅にある冷蔵庫で出番を待っている。
とにかくいいお酒を見つけたら仕入れずにはいられなくなっちゃうんだよね、
マスターは・・・(笑)
日本酒好き、ワイン好きならばぜひ一度は訪れてほしい「粋酔」。
渋いマスターは、一見ちょっと怖そうに見える。
そこにきて意外とシャイなもんだから、
いらん毒舌をついつい繰り出すちゃうことがあるんだよなぁ(^_^;)
でも、本当は吉田鋼太郎風のかわいいちょいワルオヤジなだけで、
やさしくいじってあげると喜ぶので、
ぜひカウンターでマスターとお話してみてください(笑)
純米酒とワインの店 粋酔
練馬区石神井町7丁目1−2 市井ビル 2F
電話: 03-3997-7703
定休日:月曜・第3火曜
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