「立ち飲み」って業態も大衆酒場ブームの流れで、
いまやすっかりポピュラーになったもんだが、
そのなかでもっとも勢いのある立ち飲みチェーンが「晩杯屋」だ。
そのルーツは赤羽の有名立ち飲み店「いこい」だ。
ここで修業した方が2009年に武蔵小山で晩杯屋を開業。
今のような大箱になる前の武蔵小山店にはかつて行ったことがあるが、
狭小な店舗で立ち飲みスペースとテーブル席があったように記憶している。
(晩杯屋HPのトップ画面が当時の武蔵小山店だね)
100円台のつまみが並び、その安さにたまげたものだ。
するとあれよあれよと急成長。
大山とか大井町、大塚といった酒吞みが集う駅に次々と出店していき、
ついには銀座店も出したのだから驚きだ。
そして、2月20日にオープンしたこの保谷店が都内25店舗目だ。
中央線沿線や東武東上線には出店しているのに、
西武線沿線にはこれまでなかった晩杯屋。
満を持しての出店ということだろうか。
立地もいいよなぁ~
南口降りて目の前。
こりゃ呑兵衛の生き血がどんどん吸われていくって・・・(笑)
開店初日は来られなかったが、ちょうど2日目が午後休みだったので、
これは最高のタイミングと勇んで保谷へ向かう。
そして、開店の15時を狙って訪問。
15時きっかりに入って口開けの客を狙ったのに、
すでに女性客がいたよ。
やられた。。。
暖簾にも【赤羽いこい系】と書かれているが、
「舌代」のこのポスターも「いこい」の系譜の証しだね。
ヤマピカちゃんが「いこい本店」、私が「いこい支店」に行ったときの記事はこちら▼
http://kiyotonr.blogspot.jp/search?q=%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%84
カウンター上に貼られたメニューをチェック。
実は晩杯屋久々なんだよね~
相変わらず安いのう。
税込み表示なのが良心的だし、
そこにわざわざ税抜き価格も小さく書いてあるのも面白い。
オススメはホワイトボードに。
晩杯屋はそんなにめんどくさい掟はない。
当たり前のルールばかりだ。
おしぼり有料(70円)ってのがユニークかな。
これも安価に提供できる秘訣だろう。
ドリンクのオーダーは口頭で伝え
フードはこの注文票に記入して店員さんに渡す。
カウンターが5ブロックに番号で分けられていて、私の位置は2ブロックのようだ。
注文票「2」のところにパンチ穴があいてるものね。
でも、あんまりブロック番号が料理の提供時に生かされてなかったな。
料理の運ぶ場所どこだかわかってなかったもの。
残念だったのは瓶ビールがないこと。
晩杯屋って瓶ビール置かないんだっけか。忘れてた・・・
「いこい」には激安の赤星★があるんだけどね。
生ビール(410円)
マカサラ(130円)
煮込み(玉子入り)(150円)
通称ニコタマ。
いいよねぇ~、
このグツグツに煮込まれて白身がカチンコチンで、黄身がポロポロになった玉子がたまらん。
やべぇ~、外がまぶしいぞ。
この背徳感と、俺ってダメ人間だなぁとつくづく思うことが昼酒の快感である(笑)
北風が強くてまだ体が冷えているな。
「熱燗、お願いします!」(250円)
コップで提供されるのもダメ人間さを増幅させてくれるじゃないか。
そして、「いこい」の名物であり、「晩杯屋」の定番でもある野菜天をオーダー。
これ130円だよ!
必ずおまけがひとつついてくるのだが、ちくわ天が乗っかってる。
晩杯屋の卓上アイテム。
結構バリエーション豊富。
味の素が鎮座しているお店って絶滅危惧種だと思ってたけど、
晩杯屋ではあたりまえなのだ。
天ぷらにはこのだしソースがおすすめ。
丸亀製麺にも似たようなのあるよね。
天ぷらはちょっと揚げすぎだなぁ~
本日のおすすめ、ブリ刺し(200円)
脂がのって美味しいね。
おでん5点盛り。
ちゃんとしたサイズのちくわ・大根・つみれ・しらたき・ゴボウ巻きの5点が入って
180円ってなんなんだよ!
居酒屋にしては薄味なんで卓上アイテムで味調整ありかも。
おかわりしちゃうぞ♪
熱燗2杯目をチビチビやってそろそろ終盤だなとまとめにかかっていたら、
入ってきたお客さんに声をかけられた。
ん?
ふりかえると大豆さんだった!
ブロガーの思考回路は一緒のようだ。とことんアホだな・・・(笑)
大豆さんの前にいた初老のおじさんが
「はまるよ、ここー」って言いながらお会計して嬉しそうに帰っていた。
晩杯屋デビューだったんだろうな。
はまっちゃうな、あのおじさん。
開店2日目なのでオペがまだイマイチな面も否めなかった。
しかし、まだ15時過ぎで空いていたせいもあるけど、店内の空気は変に力んでもなく、
まったりした酔い雰囲気だった。
それがかえって居心地を良くしていたんだな。
もしかするとこの「ゆるさ」こそ晩杯屋躍進のポイントなのでは。
まったりした酔い雰囲気だった。
それがかえって居心地を良くしていたんだな。
もしかするとこの「ゆるさ」こそ晩杯屋躍進のポイントなのでは。
・・・なんて思ったりしながら、一足お酒にお会計。
1700円也。
チャージもないし、やっぱ晩杯屋は吸血鬼だ。
この安さ、おそろしい。
いろんな意味で石神井が襲撃されないでよかったよ。
3月9日(木)には秋葉原にオープンすることが話題になっている。
そちらの取材はアキバ担当のジュニアくんに任せようじゃないか(笑)
立呑み晩杯屋 保谷店
練馬区南大泉3-31-21
おじさんさくれつ富士山野郎←晩杯屋HPに書かれた覚え方
03ー3921-2386
平日 15:00~23:30
土日祝13:00~23:30
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