王子2軒目は、「山田屋」。
その名は知っていたが、Iさんと私は初訪問だ。
縄のれんのこの佇まいだけで、ぶるっと来るね。
こちらも実は《朝酒天国》なお店。
まずは、朝8時から13時まで営業。
そして中休みを経て、16時にふたたび開店。
21時まで営業するのだ。
王子の酒場って朝飲みが当たり前なんか!
「酒好きは朝から飲め! 昼飲みなんぞ生ぬるいわっ!」
って《王子呑兵衛》に一喝されそうだな。。。
縄のれんをくぐり、店内へ入る。
16時になったばかりだったので、まだ店内はガラガラ。
ふぅわぁ~
なんて天井が高く、広々とした店内なんだろう。
そして、年季の入ったテーブルと丸椅子が整然と並んでいる。
壁には揚げ物や刺身など種類別に色分けされた短冊メニューがずらっと貼られている。
これこれこれ!
私が常に求めている酒場はこれなのよ!
もう飲む前から鳥肌もんだ。
よく見ると、「八海山」や「久保田」なんて銘柄も置いてあるぞ。
そして、なぜか「鶴齢」の品ぞろいがスゴイ!
あらゆるスペックが常備されていそうだ。
蔵元となにかご縁があるのかな・・・
壁の短冊メニュー以外のオススメはこちらのボードに書かれていた。
クラシックラガーがこの店にはよく似合う。
Iさんがくれたサプリをビールで飲む(笑)
キューピーが新たに出したこのサプリはアルコールを直接分解する働きがあるようだ。
翌朝、たしかにスッキリだったな。※個人の感想です(笑)
しかし、惚れ惚れする店内だな。
長年、あまたの酔客がここに腰掛けては、拭いて、磨いてを繰り返すなかで育まれた
この机の角の丸みが実に愛おしいではないか。
「山田屋」は創業80年をゆうに超えているようだ。
この壁時計がいつからあるのかは知らないが、
まさに【シーラカンス酒場】(命名:ヤマピカちゃん)と呼ぶにふさわしい
風格と品格をもった「山田屋」。
我々が腰掛けたテーブルの向こうにある長テーブルには、予約席の札が並んでいる。
団体さんでも来るのかと思いきや、ひとり客ばかりがパラパラとやって来て、
とくになんの会話も交わさずおもむろに端から座っていく。
どうやら、この予約席は常連さん専用のテーブルっぽいな。
ここのテーブルにつく資格を得るにはいったいどれほど足繁く通う必要があるんだろう。
常連さんを大切にしているお店の愛を感じるし、
だからといって我々のような一見のような客にも優しい。
この机の丸みのように。
さぁ、なにをアテに飲もうかな。
Kさんにお任せし、《黒田日銀総裁に似た店員さん©ヤマピカ》にオーダーする。
すぐに品切れになることが多いという「落花生」とつまむ。
かつお刺身
いいエッジをしている。
ちくわ磯辺揚げ。
ハムカツ。
ペラペラのハムカツ大好き♪
こちらは身の厚いアジフライ♫
ねぎぬた。
つぶ貝刺し。
気づけば店内は満卓。
おつまみの価格がとても平成29年とは思えぬ、昭和さながらの価格設定なのだ。
ほとんどが100円~200円台!
こんな店が近くにあったら、そりゃぁ毎日通っちゃうよな~
我々も「鶴齢」の五百万石・山田錦・美山錦の飲み比べを楽しんで、
すっかり酔い気分だ。
そろそろ本日のメインである3軒目へと向かいますかね。
だいぶウォーミングアップが過ぎた気もしますが・・・(笑)
山田屋
北区王子1丁目19−6
電話:03-3911-2652
時間:8時00分~13時00分, 16時00分~21時00分
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