この「一富士」は店の前に駐車しやすいこともあって、
タクシーの運ちゃん御用達の定食屋として有名だ。
日替わり定食は2種類。
定食と上定食とある。
11:40ころに入店。
カウンター席はひとつしか空きがない。
テーブル席は空いていたが、
どうせこのあと後客がぞろぞろやってきて相席になるに決まっている。
窮屈だけど空いていたカウンター席につく。
厨房では、(親子なんだろうな・・・)お父さんと息子さんが若干いざこざしながら次々と飛び込む注文を受け、役割分担しながらフライパンを振っている。
客の大半は日替わりをオーダーしていたが、
この日の日替わり、チキン照り焼きってぴょんさんなら間違いなく飛びついたろうが、私にとっては魅力的ではない。
「カツ丼、お願いします!」
一瞬、カウンター席に居並ぶ客と厨房の親子が凍り付いたような気がしたが、気のせいか・・・
チキン照り焼きや、揚げ物など、手際よく裁いていくなかで、カツ丼や親子丼を作るときに用いる親子鍋がひとつだけ火にかけられている。明らかに浮いていた(笑)
親子鍋からはずされあらかじめ用意されていたごはんの上にスライドオンされたぞ。
着丼!
小鉢はオニオンスライスだ。
おーぷーーん!
わ~お!
玉子のとじ加減、カツの下に刻みのりが敷かれているあたりは私のストライクだ。
まずはカツを一口。
うすっ!
カツが揚げたてではないのは調理の一部始終を見ていたのでわかっていたが、
肉質がこんなにペラペラだとは(笑)
一昔前の立ち食いそばチェーンのようで懐かしい。
さっき一瞬、空気が凍てついたように感じたのは、
日替わり定食を頼まないことへではなく、
カツ丼を頼んだことに対するものだったのか・・・
でも、750円だもん。
文句をいってはダメ。
自家製のお新香やお味噌汁が家庭的でこういう定食屋さんはやっぱりホッとするよ。
次回は日替わりを必ずオーダーしますね(笑)
一富士
新宿区 高田馬場4丁目34-3
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