7日間の職場離脱ということで石垣島にやってきた。とりあえず1日目はジェットスターで那覇まで、2日目午前に石垣島を訪れた。
しばらくレンタル自転車で島を散策したのち、さて、夜はどこで飲めば良いのやら。全く分からない土地だし、どうするべきか。
少しフラつきながらも到着できた新館では、既に飲めや、踊れやのどんちゃん騒ぎが繰り広げられていた。
石垣中心市街を巡る。なるほど、いかがわしい店から、観光客向けの店まで色々あるもんだ。どうするか、あとは嗅覚で突撃するのみということで、うさぎや(本館)という店に入った。
ライブが聞ける店かぁ、あの手の同調圧力が嫌なんだけどなぁとか勝手に思ってしまう。ま、決めたからには楽しむしかないのだが。
店に入り、カウンターに座ろうとしたら、店員のお姉さんがこちらにどうぞと案内してくれる。独り身の観光客にも気遣われてか、ライブの至近距離のテーブルを案内された。ちょうど余っていた最後の一席に座れた格好だ。
観光客向けと言えばそうなのだが、座敷の方には地元の方もいるようだ。後から知ったが埼玉の大宮にも支店があるらしい。
着座するや否や、よっ若いねっ!色男!とか、おじさん2人組みに弄られる。てか、こっちは飲んでもないのに早いな、絡んでくるの(笑)
てか、若いわけでも、色男なわけでもないしっ。
もうすでに島唄ライブは始まっている。三線の演奏にボーカルというスタイルだ。テーブルはこんな感じで、演者ふたりを囲むような形となっている。
もちろん、まずはオリオンビール。
沖縄上陸後、はじめてのオリオンだ。
早く飲みすぎで、飲み干してから撮影。
ぷはー、うまい。
やっぱ沖縄で飲むオリオンは格別だ。
料理を頼む隙もなく、19時から開始される島唄ライブが始まっている。BEGINやTHE BOOMなど皆んなが知っている沖縄ソングも交えて、客を乗せていく。
全員スタンドアップだ。女性の店員さんもいっしょに場を盛り上げる(なお、これがまた全員結構かわいかったりする)。
そして、飲んで踊ったあとは、自然と知らない者どおし、仲良しになる。会話にも花が咲く。
おっと、料理の紹介を全くしていなかった。
頼んだのは2品のみ。
刺身の3点盛りとミミガーの和え物。
ミミガーは酔ってて撮り忘れた。。
しかしこのマグロは凄くボリューミィで食べ応え抜群だ。この量を1千円以下で出すんだから、この店相当気前がいい。
他はだいたい周りの人達から分けてもらえる。
見栄えは良くないが、グルクンを揚げたものを分けていただいた。グルクンは石垣特有の白身魚で、ちょっと骨っぽいが、あっさりしていて非常においしい。
隣の人からは請福のボトルも飲んでいいよ!と
南国の島国ゆえか、何とも気前がいい。
酒はというと、オリオンを2杯ほど飲んだ後、黒真珠(43℃)、おもと(43℃)と、度数の高い泡盛に溺れていった。
最初に話しかけていただいた、おじさん2人組みは次の店(同じ店の新館)に先ほど演奏されていた方を追いかけていかれた。
だいぶ酔いがまわっていたせいもあり、後ほど私も追いかけます!などと調子のいいことを言ってしまう。
気づけば、お隣の60代後半のひとりで来られた方や、関西の大学出身だというカップルさん、定年退職して旅行されているご夫婦など楽しいテーブルとなっていた。
いつもは、ひとりで飲むときは、話しかけるなオーラを出しまくっている私が、こんなにも色んな人と話しが弾むとは。いや〜、石垣あなどれません。
さてさて、私も席を立ちお会計を。4千円ちょいだったかな。さっきのおじさんとの約束どおり新館に行こうか。ここならまだまだ飲めるぞ。
あっさっきの、にーちゃん!
と即呼ばれ、テーブルに入れていただく。
まずは、オリオンビールで仕切り直しのかんぱーい!
ぐひぐひっと、おいおい、大丈夫か!
海ぶどうも分けていただく。
そして、ラストの請福ロックで!
こちらの新館でも、社員旅行で来られている同世代の方と中間管理職の愚痴を言いあったり、日本ペラペラの外国人と交流したりと、楽しい時間を過ごさせていただいた。
あと一杯くらい泡盛飲んだかな。
記憶はだいぶ薄らいでいる。
しかし、南国のカラッとした空気と、あの解放的な時間は、どことなく良い(酔い)思い出となって、自分の記憶の一部として根付きそうだ。
なんて、エモいことを思ってみる。
なお、翌日は蒸留酒飲み過ぎた時、特有のグサッと刺さるような頭痛に見舞われたことは記すまでもない。
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