年末、銭湯ラッシュのさかばクンです。
12月だけで５つのスタンプをGetしました。
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「銭湯お遍路」は２冊目に突入したわけだが、
これからは選り好みせず、
目にとまった銭湯を片っ端から入っていかねば176湯達成は険しくなる。
そんなわけで、この日は、かなりハードルの高い銭湯を狙う。
住所は府中市なのだが、府中駅からはかなり遠く、
北に位置する国分寺駅からも距離がある「松の湯」だ。
昭和テイストが色濃く残る新町商店街の一角にある。
となりのコインランドリーもだいぶ味わい深いが、
松の湯の手前にある「松の湯ストア」も謎めいている。
シャッターが閉まっているのかと思いきや、１枚開いていて、中からの光が漏れている。
やっているのか？
今日は早じまいしただけなのか？
いろいろな疑問を抱きながら、いざ「松の湯」へ。
松の湯、正直期待値は低かったのだが、実にいい銭湯であった。
まず岩手遠野角閃石の個室岩風呂が最高！
天窓があり半露天感もある。
壁面は木で囲まれていて、木の香りもただよう。（檜ではなさそうだが・・・）
主浴槽のバイブラも座風呂のジェットの噴出が気持ちいい。
水風呂の水温は低めできりっと引き締まる。
サウナは入らなかったが、サウナ後はさぞや気持ちいいことだろう。
男湯と女湯を隔てる壁には、
丸山・中島両絵師の富士山の絵（既製品？）が貼られているのだが、
これも洗髪中に目を楽しませてくれる。
そして、圧巻は浴槽上部の大きな壁に描かれたタイル絵だ。
先日の十條湯も立派なタイル絵だったが、
こちらのはモノトーンの宗教画のような壁画で
なんとも神々しいのだ。
脱衣場にはちょいと高そうなマッサージチェア。
どこにお金を入れたらいいのかわからず、使わなかったが、
どうやら15分100円だったらしい。
フロント前ロビーに置かれたゆっポくんとジャビットくん。
このツーショットが拝める銭湯はそうそうないはずだ。
ありがたや。
なんだか不思議ととっても満足度の高い銭湯だったぞ。
こういう商店街にぽつんとある赤提灯に入ってみたかったが、
なにぶん車だ。
残念・・・
歩いてくるには駅から遠いのが難点だが、もう一度来てみたい銭湯であった。
松の湯
府中市新町３丁目６−５
電話： 042-365-0204
定休日：月(祝日の場合は翌日休）
営業時間：15:00～22:45
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