祖師ヶ谷大蔵をあとにし、豪徳寺で世田谷線に乗り換え三軒茶屋へ。
さらに目黒行きのバスに乗って、こちらのバス停で下車すると目の前が
「割烹きよみず」だ。
石神井からは遠方ながら、こちらで春夏秋冬年4回開かれる「日本酒会」が素晴らしくて、
数年前からもう何度も足を運んでいる。
19:40スタートだが、少し早く着いたので生ビールを別注し、同行者の到着を待つ。
「きよみず」の日本酒会に最初に誘ってくださったBさんは今回参加できないそうで、
お目にかかれず残念・・・
「きよみず」の日本酒会は、
きき酒師の資格を持つご主人(女将もきき酒師)が選んだ季節の日本酒6種と、
それに合わせた旬の素材を活かした6品のお料理のマリアージュが楽しめるのだ。
底冷えするこの日。
最初の1杯は、東京の地酒「多満自慢」で仕込んだ梅酒を燗したもの。
冷えた体にホット梅酒がじんわりとしみ込みあったまる。
そしてお料理は、白子のすり流しではじまる。
「正雪」(静岡)
八寸
ちぢみほうれん草、甘くて美味しいなぁ~
自家製のからすみはお酒が進むに決まっている。
「陸奥八仙」(青森)
平目のお造り
「華一風」(青森)
ふぐの西京焼き
「八重垣」(兵庫)
ユリ根のコロッケ
ほくほく♪
「武甲正宗 のんべえ」(埼玉)
秩父の地酒だ。
海老芋の唐揚げが入ったせいこ蟹の豆乳グラタン。
このグラタン、丼でおかわりしたい(笑)
これで6酒・6品は終了。
本日のラインナップをおさらいしよう。
6種以外の日本酒もこのときお店にあるものは別注することができる。
「七賢」(山梨)・「一生青春」(福島)もいただく。
すると、ご主人あん肝のパテをアテとして出してくれた。
そして、きよみず日本酒会のお楽しみがもうひとつ。
〆の麺だ。
以前はご主人特製の毎回趣向を凝らしたラーメンだったが、
最近は女将が打った麺をつかった蕎麦、うどん、ラーメンが出される。
今回は牡蠣そばだ。
もう体の底から幸せになるね。
「きよみず」の日本酒会はカウンター席限定なので、
定員12名の参加者でおこなわる、とっても贅沢な会だ。
それが年4回だから、
1年間でのべ48人ほどしか参加できないプレミアム日本酒会なのだ。
会費は7000円。
美味しいお酒とお料理に囲まれ、
気の置けない仲間と良質な時間と空間を過ごすことができるのだから、
CP抜群だと思う。(〆の麺や別注したお酒は会費に含まれませんよ。オプションです。)
だからほんとはあんまり教えたくないんだよね・・・(笑)
「きよみず」さんにはいまだに日本酒会でしかお邪魔できておらず、
申し訳なく思っているのだが、
今年こそ、ぴょんさんを連れて行こうと思っている。
本当に素晴らしいお店なので、日本酒会のみならず、
きちんとした日本料理を静かに味わいたいという方にはぜひとも薦めたいお店である。
割烹きよみず
世田谷区下馬4丁目3−9 魚鯛ビル 1F
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